blogの名前の変更
2009年 01月 14日
このたび「銀漢煌煌」と改名いたしました。
(いっしょに考えてくれたaqua-magnaさん、ごめんなさいね…)
理由は…前のものではblog名が被ることはなかったのですが、
検索すると「よもぎだんごの作り方」ばかりがたくさんヒットしたからです(笑)
あと、blogを整備していくうちに、自分なりのイメージができてきたこともあるでしょうか。
日常からすこし退いた、現実と夢の境がいささか曖昧になるような
異世界っぽい場所にしたいな、と考えあぐねていたら、
昔やったFC版「星のカービィ夢の泉の物語」のRainbow Resort
の夢幻的なステージが思いだされました。
カービィなんで、当然ステージの背景もかわいくデフォルメされてはいるんですが、
絶妙な配色、そしてBGMもあいまってなんとも神秘的で深遠な雰囲気を出していたんですよ。
まあそんなことを念頭におきつつ考えた結果、「銀漢煌煌」となったわけです。
「銀漢」は天の川のこと、「煌煌」とは明るくきらめくこと。
天の川には煌煌は明るすぎるのでは?という気もしましたが、字面優先まあご愛嬌。
もしかしたらこんなところにもカービィの世界観の影響が??
まだblogを始めたばかりなので、いろいろ変更があるかもしれませんが、
どうぞよろしくおねがいします。
(以下は「ブログ説明」の説明です)
あと、ブログ説明も「銀漢星霜透翠帷 夜自諸天涵電波」に変えましたが、
説明というか、むしろ自分用の備忘録のためその意を記しておきます。
原文 : 銀漢星霜透翠帷
夜自諸天涵電波
ピンインと平仄: yin2 han4 xing1 shuang1 tou4 cui4 wei2 ○●○○●●○
○● ye4 zi4 zhu1 tian1 han2 dian4 bo1 ●●○○○●○
書き下し :銀漢の星霜 翠帷(スイイ)に透(とほ)り
夜々 諸天より電波に涵(ひた)さる
意味 :銀河の星ぼしの光が、煌めく霜の結晶のように輝き、翡翠色のとばり
を隔てても透過するのが感じられる
このようにして、毎夜毎夜、この世界か、他の世界か、どこからやってくるとも
わからない電波を受信して、(この文章を書いているんだなあ)
備考:漢詩っぽく平仄を調整してみたけれど、微妙に合ってない気が。押韻はできなかった。
「星霜」はふつう「年月」の意味だが、ここではそのまま「星の霜」の意味で使いました。
規範的ではないが、ネットではきれいな語感で使われてる例も散見されるので…(笑)
「帷」とは、外界と内面、現象世界と神秘の境界の隠喩のつもり。
(イスラーム神秘主義にもこんな譬えがあったような…)
自己と対象を分割した上で、前者が後者を分析するという認識図式で近代の知性は
まあ成り立ってるわけですが、ときには日常の、狭義の理性的態度をおいて
天人照応と申しましょうか、そんな感覚を思い出してみてもよいのでは?
というちょっとオカルティックな願いを自嘲気味に込めた句です。
by bulbulesahar | 2009-01-14 23:21 | 漢